クリニックブログ

2016.08.222020.05.13

ADHDは育て方やしつけが原因ではありません

ADHDは多動・不注意・衝動といった症状が特徴です。もちろん、「不注意型」といった不注意が優位に目立ち多動や衝動が目立たない方や、「多動・衝動型」といった多動・衝動が優位に目立ち不注意が目立たない方、「混合型」といわれる不注意も多動・衝動も目立つという方もみえます。

また、その時の環境や状況によって、ADHDの症状が出やすい時、比較的ADHDの症状が安定している時等、症状にも変動がある事も特徴です

いずれの症状のタイプであっても、ADHDは生まれながらにしてその症状の傾向を持っており、本人の性格やしつけが影響ではないと考えられています。

心療内科メンタルクリニックのひだまりこころクリニックがADHD,発達障害について説明をしております

ADHDでは、ドパミンという脳内の情報伝達物質の作用が不足気味であるといわれています。

これは、脳の発達にかたよりが生じることが原因として挙げられています。

ドパミンの働きが十分に発揮されないことに加え、環境の要因などが複雑に絡みあって、ADHDの特徴があらわれると考えられています。

そのため、子どもの性格・気質に根差すものでもなく、親の育て方やしつけが悪いためにおこるものでもありません。

また、ADHDの子どもは、学齢期の３～７％と言われています。１クラスが３０人とすれば、クラスに１～２人いるということです。

決して珍しいことではないのです。

もし、ADHDかも？大人の発達障害かも？と気になることがあれば、メンタルクリニックや心療内科等の医療機関へお気軽にご相談・ご受診くださいませ。

ひだまりこころクリニック

たくさんの方が、同じ様な症状で来院されています。
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