クリニックブログ
2017.10.232020.05.07
自律神経失調症かもと思ったら何科を受診すればいい?
慢性的な疲労やだるさ、頭痛やめまい、微熱やほてり、不眠、肩こりや下痢・吐き気などのカラダの不調(身体症状)、またココロの不調(精神症状)としてイライラや不安・恐怖感や憂鬱(ゆううつ)、落ち込みや感情が抑えられないなどの症状等でお困りではございませんか?
どの症状一つをとっても、日常生活の質を落としてしまう症状ばかり。その為に、あなたの本来の生活や社会活動が損なわれていませんか?症状の強さにかかわらず、このような症状がいくつか当てはまる方は自律神経失調症かもしれません。
自律神経失調症でつらい…最初はどこを受診したらよいの?
自律神経失調症にかかったことがある人の中には「ひとまず病院には行ったけど体調が良くならない・・・」、「体のあちこちの調子が悪いから、何科から受診したらいいか分からなかった!」という経験をした人は少なくないと思います。ここでは「自律神経失調症の場合、最初は何科を受診することが大切なのか」についてお伝えしていきます。
自律神経失調症は症状と原因に応じて、しっかりと診察・治療を行えば、改善することが十分に見込める病気です。粘り強く受診を行うことをお勧めいたします。
①最初は、”一番つらい症状”に合わせた診療科を受診しましょう!
自律神経失調症は全身のあらゆるところに症状が現れるため、最初は中々この病名にたどりつけません。そのため、まずは一番つらい症状に合わせて受診先や受診科を選びましょう。そうすることで、一番先に体を苦しめている症状の緩和を目指せます。自律神経失調症の場合には、複数の身体症状、精神症状が現れます。そうした症状を一つずつ、確認していく事が最も重要なのです。
精神症状が一番強ければ”心療内科”、動悸などの胸部症状が一番強い場合には”循環器内科”、下痢などの腹部症状が一番強い場合には”消化器内科”などを一番初めに受診されることがお勧めです
自己判断は禁物です! ~医師診察・検査等で異常がない事の確認の必要性について~
ここで特に注意したい事は、当てはまる症状を元に、ご自身の判断で自律神経失調症だと判断したり、思い込まないということです。
なぜなら自律神経失調症は症状が多岐にわたることが多いため、実は別の病気等が一緒に隠れている可能性もあるからです。それを確認するために、症状に合わせて受診をし、各診療科の医師に診察をしてもらう必要があるのです。それぞれの症状に応じた受診先や受診科を選びましょうと伝える、もう一つ大きな理由はここにあるのです。
医師によっては、診察の結果から自律神経失調症の可能性があると判断し、心療内科への受診をすすめる場合があります。そうした医師の意見を聞き流さず、紹介状を書いてもらい受診するようにしましょう。
もし、イライラや憂鬱(ゆううつ)・気分の落ち込み・不安・恐怖感、感情の起伏の激しさのように、ココロの症状(精神症状)が一番強く出ている場合には、血液検査も実施している心療内科や精神科・メンタルクリニックの受診をお勧めいたします。
②ストレス関連の症状であれば、メンタルヘルスを専門に扱う医療機関の受診が一番おすすめです!
ストレスが原因で症状が表れている可能性が高い場合には、メンタルヘルスを専門に扱う心療内科や精神科から受診してみてもいいでしょう。特に自律神経失調症を疑う場合には、心療内科の受診をおすすめします。心療内科というのはストレスや心理的な不安に対する身体症状や精神症状を専門的に扱う場所だからです。
状況に合わせて受診先を選びましょう!
自律神経失調症の可能性がある時に、何科を受診した方が良いかについて紹介しました。自律神経失調症では、ストレス状態・体調によって症状やその状態の激しさが日々変化します。医師に状況を理解してもらうためにも、日頃から症状をメモしておくようにしましょう。こうした記録は自分の体をより知るきっかけになるのはもちろん、医師の診断や他の科を紹介するヒントにもなりますよ。
もし、「自律神経失調症かも?」と思ったら、心療内科、老年心療内科、精神科のひだまりこころクリニックにも、お気軽にご相談ください。
→名古屋市中区栄のサンシャインサカエ院の自律神経失調症の診療情報
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野村紀夫 監修
ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など
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